今回紹介するのは、TRANCE IDです。
トランスサウンドが大好きなんで、デモ曲で痺れました・・・
しばらく迷った挙句、購入に踏み切ったわけです。
購入したのは1年前ですが、TRANCE ID2も出たので記念ということで(?)。
なにより、「TRANCE ID」で検索されて来られる方が意外と多いので。
(TRANCE IDを使って作った曲は1曲しかないんですが・・・)

それでは、下手なレビューになるかと思いますが、興味のある方はどうぞ。
※画像や音楽など色々と載せてるので読み込みが遅いかも。
まず、最初に、TRANCE IDには40曲のトランスサウンドが収録されています。
正確に言うと、ループサウンドでしょうか。
さらに40曲それぞれ、イントロ+アウトロ、メイン、バリエーション(メインをちょっとアレンジ?)と3種類あります。
イントロ(アウトロ)は名前の通りで、ループには使えませんが・・・
(後述しますが、イントロ+アウトロは今回は割愛します)
ためしに、メインを1曲。
ここまでだと、単なるトランスサウンドが入ってるサンプリングCDっぽいですが、
Elastikの面白さはここから!
[参考画像1]

なんと、メインとバリエーションは曲の中身が分解されて収録されているのです!!
画像の赤線部分の鍵盤を押すと、以下の様に分類された音が流れます。
A=オリジナル
B=Aからドラムパートを除いたメインメロディー
C=Aからメインメロディーを除いたドラムパート
D=ドラムパートを音別に分けたもの(ハイハットやバスドラムなど)
E=メインメロディーを音別に分けたもの(シンセやエフェクトサウンドなど)
鍵盤を押している間、サウンドがループします。(図のS(スタート)からE(エンド)までの1周が曲の1ループ)
A,B,Cは40曲共通、DとEは当然、曲によって数が変わります。
B→C→D(一部)→E(一部)
DやEなど鍵盤同時押しで遊んだり出来ます。こんな感じで。(図はXGworks STのピアノロール)
[参考画像2]

お遊び曲
さらに!!例えば、この曲のファの部分の音と、別の曲のソの部分の音を組み合わたり・・・って事も出来ます。
[参考画像3]

上の列の鍵盤はユーザー設定なので、好きな位置に音が登録できるってわけです。
他に、音へのフィルターはもちろん、BPMも変更できちゃいます。
さらに!!その40曲でそれぞれ使われている、ドラムはもちろん、
メインシンセの音やエフェクトサウンドまで、1音1音、別途、収録されています。
しかし、先に述べましたが、イントロ(アウトロ)はループにも使えず、
致命的なのが、なぜか参考画像1の様に音別に分かれて収録されてないのです。
なので本当に使い道が分かりません・・・
TRANCE ID、もといElastikについて簡単にまとめると、
自由に演奏できるサンプリング素材ってとこでしょうか。
その演奏部分が凄い大きいですが。
公式ページで実際に動かしているムービーがあるので、見てもらったら分かりやすいかも。
>>動画を見る<<(Flash Playerのインストール確認が出ると思うので、YESで)
長くなりましたが、レビューは以上です。
以下、使ってみた個人的感想など・・・も含めると非常に長くなったんで、前後編にわけました。
でも、後編は独り言なんで別に見なくても良いです。